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キャブセッティングについて


ダイアグノーシス

WESTには、コルベットの修理・チューニングに関して20余年にわたる経験と実績があります。
多数のHOLLEYキャブレターをセッティングしてまいりました。

1例として、1982年のオプション誌における最高速大会で285.7km/hの最高速日本一を記録したコルベット77年式は454LS6をベースとし、DポートヘッドCRANE CC290カム、HOLLEY850キャブレータ等を装備しておりました。

キャブのJETはプライマリ側=82、セカンダリ側=86のセッティングで約600馬力近くの出力を出していました。

ですからWESTはZR-1のチューニングだけでなく、キャブレターのチューニングも経験と実績に基づき、各種計測機器を用い、正確に行うことが可能です。

今までのプラグの焼け具合などによるキャブレターセッティングだけではなく、空燃費計とシャーシダイナモ(走行状態での馬力測定ができます。)を使用して、より正確な燃調が可能です。
経験的にはキャブレターセッティングに入庫するコルベットはガス(燃調)が濃すぎる場合が90%以上です。
また、ダブルポンパーのキャブレターを使い切ってない車(特にオートマチックの350)が目立ちます。


最適な点火タイミングの調整も行いますので、HOLLEYキャブレターのセッティングでお困りの方は、ぜひお問い合わせ下さい。


念のためにキャブレターの基本的な説明をいたします。

例えば、750CFMの意味は1分間に750キュービックフィート(約30立方cmの空気を750個吸入する能力)を表しています。
ちなみにコルベットのノーマルキャブレター(ロチェスター製)は約750CFMの能力があります。
また、ダブルポンパーは加速ポンプが2個付いていることを表しています。

さて、基本的なHOLLEYキャブレターの取り付けで見受ける間違いの多くは、600CFMや650CFMを取り付けた車が多い事です。
小さなキャブレターはセッティングが楽ですが、全開時の出力の低下につながります。

WESTとしては、コルベットには750CFM以上のキャブレターをお勧めいたします。
特に71年以降の350オートマチック車にはHOLLEYの3310タイプ(バキュームセカンダリー、シングルポンパー)が経験的に適当と考えます。

なお、850ダブルポンパーは基本的には454CID以上のエンジンにのみ使用可能です。
以前テストで350L82のオートマチック車で850CFM(3310)と750CFM(4781)を換装して馬力測定を行いましたが、全く馬力の上昇が認められませんでした。
ですから、キャブレターのサイズの選定は慎重に経験に基づき行わなければなりません。


キャブレターの選定などのご質問もお受けしますので、電話もしくはE-Mailでお問い合わせ下さい。


また、燃料ポンプに関してはノーマル車でしたら、標準の機械式ポンプが無難です。HOLLEYの電磁ポンプを使用する場合は赤色のストリート用で十分です。

青色のレースタイプを使用した車が多いですが、燃圧が高すぎ特に350では必要ありません。
WESTの454コルベットもストリート車は全て赤色のポンプ、もしくはGM製電磁ポンプ(パーツNo.25115899)をリターン付きレギュレータとともに使用しております。

燃料ポンプの配管については火災発生の原因となり、大変危険ですから、十分注意して行ってください。
特にエンジンルームに電磁ポンプを取り付ける事は絶対避けてください。

最後に、やはりアメリカ製のキャブレターの中ではHOLLEYが種類の多さや信頼性からベストと考えています。

WESTではレース車両から一般ストリート車まで、全てHOLLEYを使用してきました。


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