Z06ミーティング
こわくないコルベットオフ会
昨日は久々にZ06の皆さんとのツーリングを楽しめた。
ZR1のこの日の走行距離は508kmだった。朝9時に自宅を出発し、途中でルマンブルーのT氏、D氏と合流。久々に伊勢湾岸道を3台で気持ち良く走った。さらに中央自動車道でアトミックオレンジのH氏と合流、一路次の合流地点の座光寺PA経由で中津川インターへ向かった。
さて朝9時~11時の外気温は30度~35度とかなりの暑さを予想したが、昼食後の2次会集合場所に向かう途中は、更に気温が上がり38度!!近くに達していた。
ノーマルZ06とラジエター交換後のZ06で水温チェックをしてみた。まずノーマルZ06とラジエターを交換したZ06では全域で8度~10度程度の水温差が生じた。以下の水温はノーマルZ06/ラジエター交換Z06の数値となる。
共に高速道路で外気温30度程度までは88度/82度付近と順調だったが、流石に炎天下の市街走行(外気温36度~38度)では水温は105度/98度程度(おおよその平均値)まで上昇した。Z06やZR1は大排気量エンジンを搭載している割りに、ラジエター容量が大きくないので夏は苦手だ。
それとZ06の場合、水温の上昇に比べて油温が上がり難いのが特徴だが、水温が油温を上回る事は是非とも改善したい。油温は水温+10度程度以上が必要だ。理由はOILに混入した水分やガソリンを蒸発させて取り除くためだ。
意外だったのは黒色ZR1の水温が、ラジエター交換のZ06より若干だが低かった事だ。おそらくZR1は加給エンジンなので、排気量が小さく低圧縮比なのが原因と思われる。それと今回のミーティングの前に、外気導入と熱気排出の作業を行ったのも効果があったようだ。
因みに帰路の水温は、(夜8時、外気温30度の高速道路では)エアコンONで82度~84度、エアコンOFFでは78度~80度を保った。但し渋滞等が全く無い状態での水温となる。
Z06/ZR1の場合ラジエターはフロントフレームの内側に取り付けられているので、左右を拡大する事もできず、また厚くすると通風が邪魔され冷えが悪くなる。ラジエターのマウント傾斜も理想から見ると逆になっているが、少しでも冷却効率を改善すべく今後とも開発したい。
秋になって外気温が25度程度以下に下がれば、ZR1の大容量Heat Exchangerの交換を行いたいと考えている。その前に吸気温度を正確に把握する事が必要なので、その作業から始めるつもりだ。